北京で活躍する和僑達

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がんの話し

2013年9月17日 (火)

がん発生から1年

 

2012年夏、中咽頭癌のリンパ腫への転移が見つかりレベル4と診断されてから早いもので1年たった。多くの友人からの協力やネットで専門家やがん経験者の文を読みながら、最初の自宅治療の内容は少しずつ変わってきている。

現在は、食事療法(サプリメントを含む)、三井式温熱治療カテキンとED薬投与Asucaよもぎ蒸し四つの方法で進めている。

がんの場所から考えるとまもなく食事ができなくなるのではないか、声が出なくなるのではないかとの心配は正直に言えば常に頭のどこかにある。私にとっては口から食事ができないとかベットで寝たきりになって生きながらえて寿命を延ばすのは耐え難い。あくまで通常の生活のできる「健康寿命」を、少しでも延ばすために上記の四つの治療を続けていく。お蔭様でがんの転移は無く、逆に健康的な生活に180度変えたことにより、以前よりがん以外はすこぶる健康的な身体になってきている。

      タイトル下のキャッチフレーズを変更しました。

2013年5月26日 (日)

がんの自宅療法

   2012年夏中咽頭癌のリンパ腫への移転が見つかりレベル4と診断された。しばらくしてからブログをスタートしたのは、遠く離れた身内や友人たちに現状を常に報告するためと、自宅療法の記録をすることで自身の日記も兼ねている。また、多くの方からコメントやメールでの情報や治療のためのご支援をいただき、ここに心より感謝申し上げる。

   現時点の自宅療法は下記の4項目になっている。

食事療法(サプリメント含む) 

Photo_4 果物、野菜は毎日500g以上摂取。塩分は1日6g以内。甘いものを大幅に減らした。   朝昼晩きちんと食事、夜8時以降は食べない。食欲旺盛で毎日美味しく食べている。

カテキンとED薬

Photo_3 2月4日からカテキン(緑茶)とED(男性機能不全)治療薬を試してから、食物を飲み込むときの異和感やのどの痛みがほぼ消えた。現在まで、多かった痰もなくなり、飲み物が鼻から出る症状も消えた。リンパ腫は30mm以上だったのが20mmまで小さくなった。 

三井式温熱治療

Photo_2 がんの転移はこの温熱器で判る。常に全身に熱を与えると悪い箇所は非常に熱くなり、「アチチ療法」と呼ぶ。熱かった部分は更に何度も熱を与えることで和らいでくる。この治療での安心感は本当に心強い。

Asucaよもぎ蒸し

Photo よもぎと薬草を蒸気化し肛門の粘膜から吸収させたり、毛穴を通して皮膚の中に浸透させ体内の老廃物等の排出を促す。実際老廃物が出てきたときはびっくりした。便秘がちだったのがよもぎ蒸しを始めてから便通が良くなったのは嬉しい。

   4項目の自宅療法は、当然ながら相乗効果として体調をすこぶる良くしてくれていると確信している。また、4項目には種類が違うので加えなかったが、心の状態を安定させることが重要だと理解している。ゴルフの会員さんたちと話すのも楽しい。DVDを見て泣いたり笑ったりしている。以前ブログにも書いたが魚釣りゲームで楽しんでいる。専門家は、「心の状態を安定させることは、自律神経を通じて、白血球などの免疫細胞に影響を与える」と言う。

2013年3月 4日 (月)

がんを見つける方法

   以前ネットで「がんを見つける方法」を探したら、X線やPET、CT、MRI、超音波、内視鏡などによる画像診断、病変部の組織や細胞を採って調べる病理学的検査、血液や尿の中の腫瘍マーカーを見つける検査などがあることが判った。がんは、1つの検査だけではっきり診断できることは少なく、病変部のある部位や広がりによって、いくつかの検査を組合せて確定する必要があると言われている。

PET検査

X線検査
CT検査(コンピュータ断層撮影)
MRI検査(磁気共鳴画像診断)
RI検査(シンチグラフィー)
超音波検査
内視鏡検査
病理学的検査

腫瘍(しゅよう)マーカー

   Pet がんの種類によってもどの検査が有効かの違いもあるが、見落としの危険もあり複数の検査を行うのが正しいと思う。ほんおじの場合、内視鏡検査でがんが見つからず日本医科大学健診医療センターでPET検査・頭部MRI検査・血液検査・脳PET検査を行い、がんの場所を特定予測できた。咽頭がんはPT検査で見つけやすいということも事前に調べておいた。

   今は、温熱治療器の使い方が慣れるに従い、がんの状況やがんの転移箇所も予測できるようになってきた。体の表面でも小さな傷があると遠赤外線はものすごい熱さになる。体の内部でも異常があれば同じように非常に熱くなる。熱くなった箇所はもしがんでなくてもほかの病気であり、温熱治療器で熱さがなくなるまで治療すればよいのだ。

   今年の夏ごろ突然右目の下でやや鼻に近い箇所にあざのようなものが出来、いろいろな薬を試したが直らず、思い切って熱いのを我慢しながら温熱治療器で「アチチ療法」を続けたら、1ヶ月で綺麗に消滅した。恐らく体の内部もこの「アチチ療法」で効果が期待できるとこの時確信した。

   今は、がん検査に温熱治療器も加えても良いような気がしている。医師にとっても予測のひとつになるように思う。

2013年1月11日 (金)

中咽頭がん(ちゅういんとうがん)

   一般的には「中咽頭がん」というのは聞きなれないし、ほんおじ自身この病になるまでは聞いた覚えがない。今回のブログは面白くない内容で恐縮だが、この話しをしないと何を頑張っているのか理解し難いと思うので、しばしお付き合い下さい。ほんおじもいろいろなものを読んだり聞いたりして知った内容です。

   中咽頭」の場所

   「中咽頭は口を大きく開けた時、口の奥に見える場所でいわゆる「のどちんこ」と呼ばれる突起した部分と、その上のうわあごの軟らかい部分扁桃腺も口の奥の左右にあり中咽頭の一部で、口の奥の突きあたりの壁 そして舌のつけ根も中咽頭に属するそれより上の部分が上咽頭、下が下咽頭になる。「中咽頭は、食物や空気の通路で、食物を飲み込む嚥下(えんげ)や言葉を話す構音(こうおん)をうまく行うための重要な働きをする

    中咽頭がん」の発生率は非常に低い

    頭頸部(主として耳鼻咽喉科が診療する領域)自体、がんの発生頻度は少なくがん全体の約5%といわれてい。 中咽頭がんはその中に含まれその頻度はさらに少なく、 頭頸部がんの約10%にすぎない日本では、年間1,000~2,000人程度に発症する比較的まれながんである。 地域的には九州、沖縄など南の地域に多く発症する傾向にあり、強い酒などが原因ではないかといわれているらしい。男女比では他の頭頸部がんと同様に圧倒的に男性に多く、好発年齢は50~60歳代で、比較的若い人にもみられる

     中咽頭がんの症状
   中咽頭がんの初期症状は、食物を飲み込むときの異和感、しみる感じなどで やがてのどの痛みや飲み込みにくさ、しゃべりにくさなどが少しずつ強くなり、さらに進行すると耐えられない痛み、出血、開口障害、嚥下障害、 呼吸困難など生命に危険をおよぼす症状が出現する。ときには、もとのがんそのものによる症状がほとんどなく、頸部へ転移したリンパ節の脹れだけが唯一の初発症状となることもあるほんおじの場合がそれでそれまで大きな兆候は無く、昨年8月右頚部のリンパ節が脹れだしたのである。今頃、食物を飲み込むときの違和感やしみる感じとやや痛みがある状況である。

     レベルIV期
   レベルI、II期といった比較的早期の「中咽頭がん」は、放射線治療などで治りやすいがんだそうだが、ほんおじのようにリンパ節に転移してその大きさが30mmを超えている場合はレベルⅣとなり、40%弱という5年生存率になる。また、中咽頭がんの特徴に重複がんの発生率が20~30%と非常に高いことがあげられ、他の領域にもがんが生じやすい。中咽頭以外に出現しやすい場所としては、他の頭頸部領域、食道、胃などである

    ほんおじの決断

   レベルⅣの「中咽頭がん」でも調べてみるといくつかの治療方法を見つけることが出来たが、かなりつらい治療であることと相当高額な治療費であることもわかった。費用のこと以上に辛い思いをして10年長生きするよりも1年楽しく過ごすことに決めた。自宅での温熱治療、食事療法、サプリメントの三本柱での治療を今続けている。最も重要なのは毎日楽しく生きることが大事で、好きなゴルフなども続けている。8月にリンパ節に転移が判ってから既に4ヵ月半、食欲もあり、リンパ腫の大きさも今のところ収まっている。

2012年12月 8日 (土)

息子からの情報

   横浜に住んでいる次男からがんに関する情報を送ってくれた。その中でほんおじの目指す方法に大変参考になる情報があった。

   余命半年、5年生存率ゼロと診断され、骨など全身に転移した末期癌の主婦が、自らいろいろな工夫と努力で7年経った今も元気に頑張っている闘病記です。彼女の闘病方法は以下のとおりですが詳細は「末期癌治療の闘病記」をご覧下さい。

Photo

   ほんおじも彼女と同様がんになってから、今までの生活を改め180度生活習慣を変えた。もう一つ大事なことを彼女は読者に伝えている。

   「ストレスを溜めないように、なるべく笑うようにする。体調の良い時は家族と旅行に行くようにした。笑うことで免疫力がアップし、ガンを克服する上で最も重要な要素である。