北京玉淵澤公園の桜

昨日は天気が良かったので、李姉弟と北京の西二環路沿いにある「玉淵澤公園」の桜を見に行ってきた。日中国交回復を記念して田中角栄首相が桜の苗木を北京市に１０００本寄贈し、その時は天壇公園に植えたが土が合わず、この「玉淵澤公園」に移したと記憶する。

　　　週末はチケットを購入するにもかなり並ばなくてはならないが、平日のこの日はすぐ買えた。（大人１０元、子供５元）角栄さんが寄贈したのは多分染井吉野だと思うが、日本の桜並木とは違い桜の種類が多く、それも広い公園にまばらに植えているので壮観さはない。その代わり種類によって咲く時期が違うため、毎年３月２５日から４月２５日くらいの１ヶ月間楽しむことが出来る。

　　　 西門から入ると左側が西湖、右側が東湖になるが、「桜花園」は西湖にある。前日かなりの強風だったせいか花はかなり散ってしまっていた。よく見ると芽はたくさん付いているので次の週末にもまたたくさん開花しそうだ。

　　　花見は確かこの日で５回目くらいだったと思うが、以前と違うのは花屋、茶屋や食べ物屋などの露天がかなり増えている。

　　　玉淵澤公園は北京の西側にあるが、テレビ塔を目指すと判りやすい。